PITOPA NEWS
コマツのショベルローダ2,404台をリコール 新原因の判明を受け過去の改修履歴も再確認
国土交通省は10月9日、走行中に駐車ブレーキが作動するおそれがあるショベルローダ2,404台のリコールを公表した。2023年の届出と同様の不具合について新たな原因が判明し、対象範囲と改善措置を見直した事案である。業務車両の管理では、過去の改修履歴と今回の対象判定を分けて確認する必要がある。
ニュースの分析
【確認できる事実】国土交通省によると、小松製作所は2026年10月9日、WA320-7、WA320-8、WA270-7、WA270-8の計2,404台について、リコール届出番号5880を届け出た。駐車ブレーキの部品への雨水等の浸入で内部に錆が生じ、最悪の場合、走行中に駐車ブレーキが作動するおそれがある。不具合件数は4件で、届出資料に事故の報告はない。改善措置は部品交換、取り付け向きの変更、カバー追加などである。 【今回の発表の意味】届出資料は、2023年7月26日のリコールと同様の不具合について新たな原因が判明したため、改善措置と対象範囲を見直したと説明している。これは今回の見直し理由を示すものであり、過去に改修した全車両で不具合が発生したという意味ではない。 【組織の安全管理への示唆】対象機械を使用する事業者は、以前のリコール対応を終えている場合も、今回の型式・車台番号と照合し、販売店等に対象の該当性を確認することが重要となる。資料は車台番号の範囲内でも対象外の車両があり得ると注意している。対象確認、修理手配、改善完了をそれぞれ記録して追うことが、対応状況を把握するための管理上の論点である。
適用範囲と読み方
法定の酒気帯び確認義務の直接の適用対象ではありません。本件の分析対象は業務用作業車両の不具合と改修管理であり、酒気帯び確認制度の変更や飲酒運転の認定を扱うものではありません。