PITOPA NEWS
三菱ふそうの補修用ハブを自主改善 車両情報と部品交換履歴を併せて確認
国土交通省は10月20日、三菱ふそうの大型トラック・大型バス用ハブの自主改善を公表した。補用品の供給が不適切で旧品に交換されたものがあり、業務車両の管理では車種・生産期間に加えて、装着部品と整備履歴の確認が論点となる。
ニュースの分析
【確認できる事実】国土交通省によると、三菱ふそうトラック・バスは、補用品として供給したフロントハブとリヤハブについて自主改善を実施する。両資料は、補用品の供給が不適切で、現行品から旧品に交換されたものがあると説明している。対象数はフロントハブ1,041個、リヤハブ1,660個で、車両台数ではない。対象車両を点検し、旧品が装着されていれば現行品に交換する。開始は10月下旬を予定し、いずれも不具合件数は0件、事故はなしと掲載されている。[フロントハブの公表資料](https://www.mlit.go.jp/report/press/content/002027179.pdf)、[リヤハブの公表資料](https://www.mlit.go.jp/report/press/content/002027175.pdf) 【安全管理上の解釈】今回の対象条件には、車種・生産期間だけでなく、該当部品の装着が含まれる。したがって、車両台帳の照合に加え、部品交換の履歴を整備担当者や整備事業者と確認することが重要になる。公表資料から、個々の車両の装着状況や具体的な事故リスクを断定することはできない。 【組織が確認すべき事項】該当する可能性のある車両について、部品番号と交換履歴を確認し、不明な場合はメーカーへ照会する。対象判定、点検の手配、必要な交換の完了を車両ごとに追跡し、整備記録へ残す運用を点検したい。
適用範囲と読み方
法定の酒気帯び確認義務の直接の適用対象ではありません。大型トラック・大型バスの補修部品に関する自主改善であり、業務車両の整備履歴と改善完了の管理という観点で取り上げています。