PITOPA NEWS
KSGに使用停止52日車 拘束時間・運行記録・特別指導を併せて点検
北陸信越運輸局の9月分処分資料は、KSG本社営業所への使用停止52日車と、拘束時間や運行記録、特別指導等の違反を掲載した。配車・労務・教育の記録を横断して確認する材料となる。
ニュースの分析
【確認できる事実】10月21日のトラックニュースによる公表報道と北陸信越運輸局の原資料から、KSG本社営業所が9月8日付で輸送施設の使用停止52日車の処分を受けたことを確認した。富山労働局からの通報を端緒に2025年11月12日に監査が行われ、勤務時間等基準告示、月間拘束時間・休日労働、運行記録計の記録、特別な指導・適性診断に関する計5件の違反が認められた。 【分析】異なる管理工程の違反が同じ処分に含まれており、配車計画、実際の拘束時間、運行記録、教育・受診履歴を照合する観点が重要になる。ただし、公表資料は各違反の因果関係や具体的な社内体制まで示していない。 【確認・改善事項】事業者は、拘束時間を把握して配車を調整する担当者と、記録・特別指導・適性診断の実施を確認する担当者の連絡経路を点検したい。今回の公表から飲酒運転や酒気帯び確認の不備を推定することはできない。
適用範囲と読み方
貨物運送事業者の業務車両と組織的な運行管理に直接関係する行政処分です。法定の酒気帯び確認義務の直接の適用対象ではありません。本分析の対象は労務管理、運行記録、特別指導等であり、酒気帯び確認義務違反が公表された事案ではありません。