PITOPA NEWS
道路工事用車両1,417台に改善対策 対象照合とプログラム改修の完了確認が論点
国土交通省は10月21日、住友建機によるアスファルトフィニッシャ1,417台の改善対策を公表した。下り坂で走行開始時に意図した速度より速く走るおそれがあり、使用組織には対象車の照合から改修完了までを確認する管理が求められる。
ニュースの分析
【確認できる事実】国土交通省の10月21日発表と届出一覧表によると、対象は住友のHA60W-8、HA60W-10とHANTAのF60W4、F60W5の計1,417台。走行用コントローラの制御設計が不十分なため、エンジン始動後の最初の走行操作で油圧モータがニュートラル相当の状態となり、下り坂でエンジンブレーキが効かなくなるおそれがある。不具合は5件、事故は無しと記載されている。改善措置は全対象車の対策プログラムへの書換えで、開始日は10月21日。届出者は全使用者を把握し、個別訪問で通知するとしている。 【安全管理上の解釈】道路工事用車両を使用する組織にとっては、運転者への注意喚起に加え、対象判定と技術的な改修の進捗を追うことが論点となる。公表された車台番号の範囲には対象外車も含まれるため、型式や製作期間だけで該当を断定せず、販売店または届出者への確認が必要となる。 【組織が確認すべき事項】保有・使用車両の車台番号を照合し、対象判定、改修手配、作業完了を記録する。改善箇所説明図は運転席モニタのプログラム番号で改修を識別するとしており、完了確認の方法も整備担当者と共有したい。公表資料には改修までの具体的な運転条件は示されていないため、その間の使用方法は届出者に確認することが適切である。
適用範囲と読み方
道路工事用車両の走行制御と組織的な車両整備管理に関する情報です。法定の酒気帯び確認義務の直接の適用対象ではありません。飲酒運転やアルコールチェックの不備を示す発表ではありません。