PITOPA NEWS
北海道トラック協会がフェード現象に注意喚起 下り坂の運転と異常時の対応を職場で確認
北海道トラック協会は10月22日、フェード現象への対策を呼び掛けた。運転操作だけでなく、事前点検、積載管理、異常時の停止を業務手順としてつなげることが論点となる。
ニュースの分析
【確認できる事実】北海道トラック協会は10月22日、他県でフェード現象が原因と思われるトラック事故が連続発生しているとして注意喚起した。個別事故の原因を確定した発表ではない。対策として、長い下り坂でのエンジンブレーキ活用、ブレーキ等の事前点検、最大積載量の順守を挙げ、煙や異臭、ペダルの踏み応えの異常を感じた場合は安全な場所に停止して冷却を待つよう求めている。[北海道トラック協会の発表](https://www.hta.or.jp/news/hta-news/25228/) 【分析・組織管理への示唆】対策を運転者の注意だけに委ねず、配車担当による下り坂区間の把握、整備担当による点検、積載確認、異常時の連絡・停止判断をつなぐことが有用と考えられる。協会が掲載する兵庫県警資料は、異常を感じた後の専門的な点検・修理も求めており、冷却後に運行を再開する判断と、その後の整備対応を分けて確認する必要がある。 【企業が確認すべき事項】峠越えのある業務経路について、車両に応じた運転指導、点検の担当、異常時の停止・報告先、点検修理の手配を具体化したい。これは発表を踏まえた管理上の提案であり、個別事業者の不備を示すものではない。
適用範囲と読み方
法定の酒気帯び確認義務の直接の適用対象ではありません。業務用トラックの運転指導、車両点検、積載管理、異常時対応に関する安全管理上の注意喚起です。