PITOPA NEWS
トラック2万9,418台の後方カメラをリコール 対象照合と改善完了をつなぐ車両管理
国土交通省は10月8日、三菱ふそうのトラック3車種計2万9,418台について、後方カメラの映像が表示されなくなる不具合のリコールを公表した。業務車両の管理では、車台番号による対象確認と、カメラの確認・交換などの改善完了を別々に追う必要がある。
ニュースの分析
【確認できる事実】国土交通省の届出資料によると、対象はスーパーグレート、ファイター、キャンターの計2万9,418台。カメラのソフトウェアが不適切で、起動時に内部データが破損し、後退時に後方映像が表示されないことがある。不具合報告は318件で、事故はないと記載されている。改善措置は全対象車のカメラのシリアルナンバーを確認し、不具合品なら対策品に交換すること。必要に応じて取り付け角度も調整する。リコール開始日は10月9日である。[リコール届出一覧表](https://www.mlit.go.jp/report/press/content/002026024.pdf) 【分析・組織が確認すべき事項】業務で対象車を使用する組織には、保有車両の照合、販売店への確認、改善作業の完了確認をつなぐ管理が必要になる。資料は車台番号の範囲内にも対象外の車両が含まれる場合があると注意しており、車種名だけで判断しないことが重要だ。改善箇所説明図は、作業完了車がメーカーの対象検索で「実施済」と表示されると案内している。修理予約と作業完了を区別して確認する材料になる。[改善箇所説明図](https://www.mlit.go.jp/report/press/content/002026025.pdf) 事故報告がないことから、個別車両の安全性や不具合の発生可能性を断定することはできない。飲酒運転や酒気帯び確認の不備を示す発表でもない。
適用範囲と読み方
法定の酒気帯び確認義務の直接の適用対象ではありません。業務で使用する対象トラックの整備・改善措置を管理する情報であり、アルコールチェック制度の変更ではありません。