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富山県トラック協会、無事故無違反の達成率を公表 個人・チーム・事業所の指標を分けて評価
富山県トラック協会は10月9日、109日間の安全活動の結果を公開した。個人達成率は98.6%、チーム達成率は93.4%だった。職場の安全活動を振り返る材料になるが、達成率の上昇と活動による事故削減効果は区別する必要がある。
ニュースの分析
【確認できる事実】富山県トラック協会が10月9日付の一覧に掲載した結果資料によると、会員事業所の従業員が5月15日~8月31日の109日間、無事故無違反に挑戦した。244事業所から7,135人、1,427チームが参加し、個人では7,037人、チームでは1,333チームが達成した。達成率はそれぞれ98.6%、93.4%で、前年の97.9%、89.8%を上回った。全チームが達成した事業所は166事業所、事業所達成率は68.0%だった。 【分析】個人、5人組のチーム、事業所全体では達成条件が異なるため、各率を同じ意味で比較できない。参加事業所数も前年の206から244へ増えており、参加者構成や走行量の違いを考慮せず、達成率の上昇を活動の事故削減効果と断定することはできない。また、資料は業務運転と通勤・私用の内訳や、飲酒関連違反の件数を示していない。 【組織が確認すべき事項】事業所は自社の未達成事例を違反種別や運転目的ごとに確認し、具体的な指導につなげるとよい。活動の達成結果とは別に、日常の酒気帯び確認や異常時対応の実施状況を点検する必要があり、この集計からアルコールチェックの実施状況を判断することはできない。
適用範囲と読み方
法定の酒気帯び確認義務の直接の適用対象ではありません。運送事業所が参加する組織的な安全活動の結果として扱います。業務運転だけの事故・違反統計や、法定確認義務の履行状況を示す資料ではありません。