仕組み・メンテナンス
アルコール検知器の手入れ方法|清掃・保管・交換のポイント
アルコール検知器は呼気に触れるため、検知口、マウスピース、センサーの状態が日々の使用に関わります。適切な手入れは汚れや不適切な保管による問題を減らしますが、メーカーが定めた使用期限を延ばすものではありません。
使用前・使用後・保管時のチェック
| タイミング | 確認項目 | 推奨する対応 |
|---|---|---|
| 使用前 | 外観と検知口 | 破損、詰まり、目立つ汚れや水分がないか確認します。 |
| 使用前 | マウスピース | 確実に装着し、説明書に従って清掃または交換します。 |
| 使用前 | 電池と機器の表示 | 電池残量が少なければ交換・充電し、エラーや期限の表示を確認します。 |
| 使用前 | 使用環境 | 規定の温湿度で使用し、アルコール蒸気や強いにおいを避けます。 |
| 使用後 | マウスピースの処理 | 使い捨て品は規定どおり交換し、再使用品は説明書に従って洗浄・乾燥します。 |
| 使用後 | 本体の清掃 | メーカーが認める方法で外装を手入れし、検知口へ液体を入れないようにします。 |
| 保管時 | 保護カバーと場所 | 説明書に従ってカバーを閉じ、清潔で乾燥した所定の環境に保管します。 |
| 定期点検 | 期間と測定回数 | 使用開始日と回数を記録し、期限に達する前に点検・交換を手配します。 |
検知口へアルコールを直接噴霧しない
アルコールは機器が検知する対象です。検知口やセンサーへアルコール消毒液を直接噴霧すると、測定に影響したり、センサーを傷めたりする可能性があります。マウスピースを水洗いできるか、外装に特定の清掃剤を使えるかは、それぞれ製品の取扱説明書に従ってください。
保管時に避けたい4つのこと
消毒液など強いにおいの物と一緒に置くこと、高温多湿や結露が起こる場所に置くこと、長期間使わないまま点検しないこと、電池寿命とセンサー寿命を同じものと考えることは避けましょう。電池交換や充電で電源は回復しても、センサーの性能は回復しません。国土交通省の注意事項でも、清潔で高濃度のアルコール成分がなく、高温多湿ではない環境での使用・保管が案内されています。
ピッとパッ!の交換時期
製品仕様では、ピッとパッ!のセンサー使用期限は使用開始後1年または1,200回のいずれか早い方で、センサー単体の交換はできません。使用開始日を記録し、回数と合わせて本体交換を計画してください。1日2回測定すると年間約730回となり、通常は回数より先に1年の期限へ達します。外観や電池に問題がなくても期限を守り、期限前に異常が続く場合は回数を使い切るまで待たず販売元へ相談してください。